1974-12-21 第74回国会 参議院 予算委員会 第2号
たとえば、物価高騰の問題、あるいはまた精神病者の激増の問題、あるいは核家族化の問題、あるいは自分の生んだ赤ん坊を捨てる事件が激増している、あるいはまたいわゆるエロ雑誌というものがどんどんと市販をされておる、あるいは爆弾事件、あるいはハイジャック、あるいは学生の内ゲバの殺人事件、あるいは養老院が繁盛する問題、自治体の財政の混乱の問題、こういうふうないわゆる日本の社会環境というものは、単に文勢春秋事件で
たとえば、物価高騰の問題、あるいはまた精神病者の激増の問題、あるいは核家族化の問題、あるいは自分の生んだ赤ん坊を捨てる事件が激増している、あるいはまたいわゆるエロ雑誌というものがどんどんと市販をされておる、あるいは爆弾事件、あるいはハイジャック、あるいは学生の内ゲバの殺人事件、あるいは養老院が繁盛する問題、自治体の財政の混乱の問題、こういうふうないわゆる日本の社会環境というものは、単に文勢春秋事件で
○国務大臣(山中貞則君) 映画とかエロ雑誌とかそういうものの取り締まりにつきましても、これは私のほうではありませんけれども、やはり一定の限度がやっぱりありますから、言論・出版の自由を侵すわけにもまいりませず、どうも最近の傾向というものは好ましくないということでははっきりしております。
このような事態は、自己抑制能力の欠除とこれを放任する社会環境、教育制度にも原因がございますが、特に刺激の強い一部のピンク・エロ映画、あるいはエロ雑誌等のはんらん、この影響は十分に考えられると思います。先ほども文部大臣に御質問をいたしましたが、これらに対します対策、御所見を承りたいと思います。
ただ先ほど御質問申し上げました、俗悪な社会風潮と私は総括して申し上げましたところの最近における一部のピンク映画、エロ雑誌とか、特に西欧方面における極端な性解放の現況からかんがみまして、そういったような刺激を何とかやはり抑制をしなければならないんではないか。特に映画等につきましては、映倫等の一体態度がこれでいいのかというようなことについて御所見を承りたいと思います。
十四歳の中学生が女性の下着類を近隣の物干しから二十数点も盗んできたり、十八歳の工員はエロ雑誌を読みふけり、押し入れに婦人の下着を五百点も隠匿をしていたり、強姦、暴行、窃盗、詐欺等々の事件をあげております。もし大臣の、あなた方のお子さんやお孫さんがこんなことをしていたとしたら、どんな気持ちがなさいますか。総務長官と文部大臣の御所見をお伺いいたします。
エロ雑誌のはんらん、不良出版の一つを考えましても、目に余るものがあります。純真な青少年の心を虫ばむものが野放しにされておる姿、これには憤りすら感じられております。テレビなどの影響を受けて、不良の暴力ざたはちまたに絶えません。これは興隆する民族の正しきあり方ではなく、それに逆行するものであります。日本のこの現状を立て直すためには、よほど重大な決意が要ります。
たとえば出版物、最近は非常にわいせつなエロ雑誌が多い、そういったようなものを見ますと、青少年がそれによって犯罪は犯さないまでも、興味と関心がそちらに向きまして、その後の生活に大きな変化が起こる。それが後々の非行化と大いに関係を持つといったようなことが非常に多いのではないかと思います。映画で暴力団の生態を見まして、それに関心を持ってその方に進んでいく子供もある。
これは、憲法の、意思の表現の自由を尊重するというような建前からすれば、むやみに取り締ることは感心いたしませんけれども、公共の福祉からいたしまして、このエロ本やエロ雑誌がどんなに青少年の魂を腐敗さしておるか。一方ではこういうものが許されておって一方では売春行為だけは処罰する。一方、挑発しておいて、挑発に乗った者は今度はひっかかるというようなことではいけないのじゃないか。
すなわち夫婦雑誌というようなもの、あるいはエロ雑誌というようなもの、怪奇雑誌、あるいはエログロ的な雑誌までこのような超定率運賃で輸送しているという点については、特別扱い新聞あるいは雑誌というものについての取扱いの条件たり原則というものが明確に決定されておらない。
今、教科書のことをやっておりまするが、とうとう運輸大臣に関係ができまして、教科書の運賃がなんとエロ雑誌より高いのですよ。(「それは月刊だから」と呼ぶ者あり。笑声)それから郵便のポストもそうです。ポストも新聞雑誌の四種郵便扱いにはしておらんのですよ。そういう関係で、郵政省とも関係ができるということが起りました。
これはこの前のときにもちょっと伺ったような気がいたしますが、エロ雑誌とか、それから新聞などよりもはるかに輸送料が高い。こういうことに対して文部省ですか、政府はなぜだまっていらっしゃるのでしょうか。
ただよくエロ雑誌よりも高いというのは、客車便で送る場合でございますが、それは書籍並みになっておりますので、雑誌よりも割高になっておるわけでございます。
特に戦後の社会悪の増加、青少年のヒロポン熱とかエロ雑誌とかそういうものの跳梁に対して、スポーツを盛んにしてこれを守っていこうという意見、われわれは太田長官と同様の考えを持っております。
そこでエロ雑誌よりも高いじゃないかというお話の点は、これは客便車で送る場合がさようになっておるわけであります。ただしかし教科書は客車便で送るという場合は割合に少いのでありまして、全体の三%ぐらいであります。これは二十九年度の実績でありますけれども三%ぐらいであります。七二%程度が貨車便であり、そのほか自動車等で送つておるようなことでありますので、その点は御参考までにつけ加えて申し上げておきます。
極端な話をすれば、エロ雑誌よりも教科書の輸送費の方が高いというような現状なのです。これを新聞雑誌並みに引き下げるということにおいても教科書の値段は下げることができるのです。こういうことは具体的な手近な問題なので、やろうと思えばできることなのです。こういうことをやって教科書の値段を下げるということの方がもっと手っとり早いと思うのです。
あのきれいなネオン・サインの地帯が多くなる、ぱチンコがはやる、エロ雑誌がはやる、ヒロポンが町に横行しているということになると、瞬時も青年を持つておるところの親、家庭というものは安心ならないわけです。
この原因でありますが、お示しの非公式の調べでは、はつきり出ておらぬのでありますが、私がお尋ねいたしたいと思うことは、エロ雑誌、あるいはストリツプ、あるいはエロ映画、こういうものがこの少年の性をどういうふうに刺激して、それが犯罪に転化しておるか。ことにエロ雑誌の悪影響であります。これをいま少しく詳しく知りたいのであります。どうも店頭に陳列されておるものも、実に目に余るものがあるのであります。
刑務所はエロ雑誌は一切禁止する、これは首肯されますが、思想的なものにせよ何にせよかまわない。警察においては思想的なものは全然入れさせないという事例があるのです。これは警察がかつての思想犯取締りの考え方をまだ残しておるという一つの証左にもなると思う。そういうことに対して警察は統一した立場がおありでございますかどうですか。
不正競争に対して仕方がない……、必要に応じて、又司令部の示唆もあつて業界が申合せをして、一月号の雑誌がせめて十二月過ぎでなければ出すまいという申合せをして、又下劣なエロ雑誌が氾濫しておるのに対して、そういうようなエロ記事は自粛しようという申合せをした。
一枚の紙も、これに印刷をすればバイブルとなり、一枚の紙も、印刷の仕方ではエロ雑誌となる。バイブルとなるも、エロ雑誌となるも、これに盛らるべきところの文化的内容でなければならない。